WH-7900-C35-TUを11速化

私は11速Di2を使用しています。SHIMANOの10速対応ホイールは、フリーハブだけ交換して11速化できないため、WH-7900-C35-TUの後輪を使うことが基本的にはできません。そこでハブの組み換えを行うことにしました。ホイールをばらしたついでに、各パーツの重量を測定しておきます。

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リム重量325g。TNIやENVEのリムより少し軽いです。

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DURA-ACEハブ275g。しっかりしている分、重量があります。

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ニップルは20個で15g。特殊な形状をしており、リムを再利用するなら、ニップルもこれを使わなければなりません。

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スポークはSAPIMのCX-RAY。20本で115g。軽く、かつエアロです。

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組み換えに使うハブはTNIのウィングハブ。20Hの後輪ハブはあまり選択肢がありません。というのも、手組ホイールの場合、後輪20Hというのは強度を確保するギリギリの本数だからです。重量は194g。構造がシンプルな分、かなり軽いです。

スポークは特にこだわりません。エアロ形状のスポークを使用するよりも、ラウンドスポークのほうが強度が出そうなので、DT SWISSのチャンピオンを使用します。性能を求めるなら別の選択肢になるでしょうね。

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スポークカッターで必要な長さのスポークを準備します。

組む前に、スポークのネジ山にスポークプレップを塗ることもありますが、今回はやめておきました。スポークプレップには緩み止め効果が期待できますが、ニップルがなめてしまうほど強く締めてもスポークのテンションが上がり切らないおそれがあるためです。

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出来ました。4本組み、フリー側のスポークテンションは130kgf、反フリー側のスポークテンションは70kgfそこそこ。もう少しテンションを上げられそうですが、TNIのリムの限界値もこの程度なので、これで様子を見ることにします。時間があるときにホイールバランサーと結線処理をしようと思っています。

松木

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WH-7900-C35-TUを11速化」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: WH-7900-C35-TUのスポークをSAPIM CX-RAYに交換しました | 大杉走輪のブログ

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