修理」カテゴリーアーカイブ

SHEPHERD IRONを修理しました

後輪のパンク修理に持って来られました。ついでに、気になったホイールの振れも取らせていただきました。

前輪はスポークテンションの調整で直りましたが、後輪はスポークが折れていたため、新しいスポークを張ります。今回の破損部分であるフリー側の外から内に通すスポークの首というのは、最も折れやすい箇所です。

IMG_2331

一本ない場所が分かりますか?他のスポークに干渉することなく、意外とすんなり張り直せました。

大杉走輪では、基本的にスポーツ車であれば、どんな修理でも受け付けておりますので、お気軽にお持ち込みください。

松木

ロードバイク、トライアスロンバイクはお任せ!
スポーツバイク&ランニングアイテム専門店 大杉走輪
大阪市西区南堀江3-9-18
電話番号 06-6626-9929

LINEで送る

蛇に噛まれてパンク

q_EktSHklx1AXsX1408440170_1408440293

ある車体をパンク修理しました。チューブを確認してみると、穴が2つ開いています。信号待ちしている間に蛇に噛まれたことが原因のようです。

IMG_1990

という冗談はさておき、空気圧が足りていない状態で走ったことが原因です。

IMG_1991

空気圧の少ない状態で段差を越えると、上の図のように、チューブがリムの淵と地面に挟まれて穴が開きます。これを゛リム打ちパンク“、もしくは蛇に噛まれたような跡が残ることから゛スネークバイト“と呼びます。

リム打ちパンクは、指定空気圧さえ守ればかなり防ぐことができるので、タイヤの空気圧管理はしっかり行ってください。

松木

ロードバイク、トライアスロンバイクはお任せ!
スポーツバイク&ランニングアイテム専門店 大杉走輪
大阪市西区南堀江3-9-18
電話番号 06-6626-9929

LINEで送る

EQUINOX SP38の振れ取りを行いました

IMG_1637

ペペロンチーノさんの決戦ホイール、EQUINOX SP38の振れ取りを行いました。振れ方からして、スポークがやられていそうです。

IMG_1643

テンションがかかっていて分かりにくいですが、確実に曲がっています。

IMG_1655

スポークを取り外すとこれだけ曲がっていたことが分かります。

 

少し話が逸れますが、このホイールは内蔵ニップルでした。外から見えないだけに、内蔵ニップルの構造をちゃんと知らない方も多いのではないでしょうか。

IMG_1649

左がワッシャー、右が内蔵ニップルです。

IMG_1648IMG_1706

リムの中で内蔵ニップルは左のようになっています。そして右の専用工具で外側からニップルを回します。

一見すると普通のニップルと同じに見えますが、実は細かいところが違います。

IMG_1651IMG_1704

左が内蔵ニップル、右が外出しニップルです。外出しニップルは、通常のニップル回しの他、外側からマイナスドライバーでも回すことができる溝が切ってあります。

IMG_1648

対して、内蔵ニップルのほうは、マイナスドライバーを使う余地はありません。だから溝が切っていないのですね。しかしながら、大きな違いはこの溝の有無だけのように見えます。よって、それぞれのニップルに互換性はありそうです。

IMG_1658

スポークを交換し、タイヤを貼り付けて修理完了です。

松木 675

大杉走輪 大阪堀江店 06-6626-9929
大阪市西区南堀江3-9-18

LINEで送る

日本に数台しかないフレーム(゚д゚)!

フロントサスペンションとオーバーホールのご依頼。IMG_0303
14.5年前偶然知人を通じて購入できた日本には数台しかないSCAPINのフレームだそうです☆今には無いカラーリングで惹きつけられますね♪
溶接部分が丁寧っっっっ手作りならではの繊細さも見てわかります。
「サスペンションや周りを何となくちょこっと良い感じにして欲しい」とお店に来られました。
大杉走輪は小さいお店だからこそ親身になってご相談させて頂きます!まかせて下さい!

IMG_0300
そのご年齢で大滝100km出場されるとは!!見習いたいです。。
楽しみにしてくださいね♪

みわ

スポーツバイク&ランニングアイテム専門店 大杉走輪
大阪市西区南堀江3-9-18 
電話番号 06-6626-9929

LINEで送る

GIANT IDIOMのパンク修理をしました

GIANTのIDIOMは、いわゆる小径ロードです。20インチですが、かなり特殊なサイズのタイヤが装着されています。

ETRTO表記で406と451、2種類の20インチタイヤがあります。それぞれのタイヤを比較すると、大きさがまったく違います。406が9割を占めますが、小径ロードには451が採用されることがあり、IDIOMは451です。

IDIOMのタイヤの幅は23c、ロードバイクでなじみがありますが、小径ではIDIOM専用と言ってもいいぐらい珍しいです。私の知る限り451×23cのタイヤは「PANARACER MINITS LITE PT」か「KENDA KONTENDER HP」しかありませんが、どちらも日本には入れていないのか、問屋さんから取り寄せできません。GIANTの取り扱いがないため、そちらからも取り寄せられません。太めのタイヤも考えましたが、フレームやブレーキに干渉しそうなので使えません。困りながらも何とか451×23cの「KENDA KONTENDER HP」を用意し、修理いたしました。

IMG_1257接地面であるトレッドの磨耗がひどく、うっすらとひび割れも見られます。

IMG_1259このように、接地面ではないサイドがひび割れることもあります。特に珍しいことではありませんが、何か様子がおかしい。触ってみると、

IMG_1260 見事にむけました。完全に接着が剥がれています。ここまでのものは珍しいです。

IMG_1270この部分はケーシングと呼ばれ、繊維が編まれています。一般的に、編みが細かいほど柔軟性の高いタイヤとなります。使用される繊維はナイロンなどの合成繊維が多いですが、高級タイヤには綿や絹が使用されているものもあります。

松木

LINEで送る

BIANCHI LEPREのハンガー交換しました

PIC_0148

PIC_0149

PIC_0151

ホイールにリアディレーラーが巻き込まれました。取り寄せて交換します。

このパーツがホイール側に曲がっている状態で、リアディレーラーを一番内側にしてしまうと、ホイールにリアディレーラーが巻き込まれます。原因は落車など、車体右側に強い衝撃が加わることがほとんどです。その場合、乗車前に、ハンガーが曲がってないか必ず確認しなければなりません。無理に乗車してはいけません。

PIC_0168

巻き込み時の衝撃でチェーンもねじれてしまっています。チェーン伸びはなく、この部分だけ別のチェーンを移植することも考えましたが、もとから使用されていたものも含めてアンプルピンが4箇所使用されることになります。新品に交換します。

PIC_0164

リアディレーラーのゲージも左に曲がっています。上下のプーリーがツライチではありません。ゲージ自体はそれほどかたくなく、これぐらいの曲がりならなんとかなりそうです。慎重に曲げ直し、車体に取り付け後、微調整します。

PIC_0172

ゲージにチェーンが当たることもなく、変速もバッチリ決まります。うまくいかなければ交換するつもりでしたが、これなら問題ないでしょう。全体的に点検・清掃し、修理完了です。

PIC_0174

PIC_0153PIC_0179

街乗りが似合うとてもオシャレな車体ですね。LEPREはイタリア語で「野うさぎ」だそうです。

松木 704

LINEで送る