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2016.08.19
国道308号 暗峠(くらがりとうげ) VS 走輪号
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突然ですが、日本一急な峠をご存知でしょうか?

その峠は私の家からも程近いところにある、
生駒山を308号線で越えていく坂、通称”暗峠”
くらがりとうげと言います。

江戸時代、参勤交代や伊勢参宮の道として利用され、
”日本の道100選”にも選ばれている由緒ある道でありますが、
それよりも『酷道』と揶揄されるほど急勾配な坂として有名です。
平均勾配17%、最大勾配37%。
激坂が2.4kmに渡って続きます。

私は、これまで2度挑戦しています。
1度目はロードバイクを始めて購入したとき。
2度目はカーボンロードバイクに乗り換えたとき。
いずれも序盤で失敗に終わりました。

そして今回、完全制覇に向けて挑戦します。

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花園ラグビー場のある花園中央公園。
北側を生駒山のほうへと進んでいきます。

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見えてきました。

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スタート地点。
奥に見える細い道から上り始まります。

試しに少し登ってみます。
「あれ?こんなもんだったかな?」 何だかいけそうな感じです。

反則まがいなことをして上り切ってもあまり価値はありませんから、
自分の中でルールを作っておくことにしました。

ルール① いかなる理由があろうと足をつかないこと
ルール② 途中、両側にある脇道で脚休めたりせず、登り続けること
ルール③ 車体を暗峠用にチューンナップせず、また泥よけ、キャリアは外さないこと
ルール④ 25分以内に登り切ること(スタート、ゴールは関西ヒルクライムTTに準じる)

積年の夢。いざ勝負!!

◆暗峠

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序盤は特に道が狭く、対向車が来ないことを祈ります。
初っ端から17%の勾配ですが、ここで音(ね)を上げているようではいけません。
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スタートして3分ほど。
山へと入っていき、本当の闘いが始まります。

斜度はさらに上がり、山の入り口(350m地点)から
水汲み場(1650m地点)までの1.3kmの平均勾配は

21%

ややもするとスピードが落ち過ぎ、バランスを失います。
一瞬たりとも気が抜けません。

「うわぁ・・・強烈ぅ・・・(*_*;」

舐めたらあかんです。
そして、さらに5つの障害が私の前に立ち塞がります。

まずは無限のイカリングにも見える”滑り止めリング”
車やバイクでは用を成す滑り止めも、ロードバイクにとっては邪魔にしかなりません。

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障害その2、”斜めに走る大きな溝”。別名スモールキャニオン。

10cm以上の深さで、誤った角度で進入してしまうと落車は免れません。
途中、これが結構あってかなり気を遣います。

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障害その3”濡れた路面”

暗峠の名前の由来には、「樹木が鬱蒼と生い茂り、昼間も暗いから」という説があり、
日陰部分はコケが生え、湿っていることがあります。

地形と自然が織り成すダンシング封じ!!後輪がツルツル滑ります。

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障害その4”車”。

も味方に付ける必要があります。
感覚としてはこれです↓

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そして、最後の障害が”虫”。

これが想像以上に厄介で、山に入ると顔の周りを
小さな虫が飛び回り続け、集中力を削ぎにきます。

鉄の意志で耐え忍ぶしかありません。

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スタートから10分の中盤。

「きっ・・・・きつすぎる・・・・・(;=_=;)」

時速4km/h台へと落ち込みます。

「あそこを曲がれば、その先は平坦なはず・・・・・・」
「まだやった・・・・・」

エンドレスな激坂に脚力は奪われ続け、
そしてついに、

「ポキッ」

1km過ぎ、心が折れ、足をついてしまいました。
無念のリタイアです。。。

足をついてしまっては、もう上る意味はありませんが、
そのまま下るのもどうかと思い、歩いて先へと進んでみることにしました。

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まだまだ続くなぁ・・・

ビンディングが滑って危なく、とぼとぼ進んで、
結局500m歩くのに20分近くもかかりました。

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水汲み場。
ゴールはまだ先ですが、ここからは勾配がぐっと下がります。

以降、足をつきそうになるポイントはなく、ここまで来れば完走したも同然です。

◆県境にある峠の茶屋「すえひろ」P_20160817_130139[1]

ゴール地点に一軒の茶屋があります。
折角なので、入ってみることにしましょう。

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涼しい~(*^-^*)

まるで日本庭園の中にいるよう。
真夏の暑さの中、疲れ切った身体にかき氷が染み渡ります。

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登山客が多いみたいですね。
一休みした後、下山しました。

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正直、いけると思っていただけに少しショックです。

ですが、同時にメラメラ闘志が湧いてきました。
まだヒルクライマー魂は失われていなかったようです。

挑戦を続け、フェイスブックなどで、結果をお伝えしていく予定です。
暗峠を制覇するのが先か、かき氷を制覇するのが先か・・・

絶対に上り切ってやるぞ~(`・ω・´)!!

松木

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