最近、ビッグプーリーを取り付けることが非常に多いです。かっこいいですし、しっかり効果があるので間違いありません。TNI製、CDJ製半々といったところでしょうか。ビッグプーリーの先駆けは『BERNER』でしたが、価格ならTNI、見た目や変速性能ならCDJ製のほうが優れており、今更BERNER製にするのはどうかなと思います。
質問1:重量は?
TNIのビッグプーリーは実測68.5g、対してアルテは54.6gで、+14.1g。カーボンドライジャパン製なら、本体がカーボン製なので、もう少し軽くはなりますが、純正より増えることに変わりはありません。
質問2:プーリーのベアリングの回転は?
TNIのプーリーはベアリング式でステンレス製。クルクル回るという感じではありませんが、抵抗なく非常に滑らかではあります。オプションで4種類のプーリーが出ていますが、チタン素材のフルセラミック製のプーリーは異常なほど回転します。
余談ですが、旧(10速)アルテだと、ガイドプーリーがブッシュ式でしたが、新(11速)アルテは両プーリーともベアリング式に変更されています。
質問3:変速性能は落ちない?
変わらないケースがほとんどです。たまに車体や他の取付パーツとの相性により、シビアになることが確かにありますが、それも調整により、問題ないレベルまで持っていけます。今までどうしてもダメだとなったことはありません。
質問4:スプロケット28Tに対応するの?
基本的に対応しています。先ほどの写真は25Tのスプロケに取り付けた写真。プーリーとギアとの間に十分距離があり、仮に28Tを付けたとしても問題ないことが予想できます。
プーリーとギアの距離は4つの穴のどれを使用するかにより調整できます。最近、取り付け経験により、ある程度「どの穴に取り付けるのが最適か」予想できるようになってきました。
今回の場合、上から2番目の穴を使用すると、距離が開きすぎて変速レスポンスが悪く、最も下の穴を使用しました。ガイドプーリーとスプロケットの距離が縮まっていることが分かりますね。
ビッグプーリーに関して、もう少し小ネタがあるのですが、それはまた別の機会にでも。
松木
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