2015.06.21
LOOKペダル、カーボンバネの交換方法
ルックのビンディングペダルは、スプリングにカーボンバネを使用しています。このカーボンバネの弾性で、固定の硬さが決まります。黄色(12Nm)が普通、赤(16Nm)が硬い、青(20Nm)が凄く硬い。今回、赤から黄色に交換します。
先にネタバレしますが、このような構造です。それでは交換しましょう。
ペダルのカカトの左右にトルクスネジがあります。外側がT10、内側がT8です。T10を挿して供回りを防ぎつつ、T8のほうのネジを緩めていきます。T8というのはかなり珍しいサイズですね。
すると、緩んでネジの頭が出てくるので、ここを軽くプラハンで叩くと、
反対側のネジの頭が出てきます。
これを引っ張って抜き取ります。この長い金属がシャフトとなっているのですね。
すると下のパーツが外れるので、カーボンプレートもフリーとなります。
取り出しました。万が一、カーボンテンションスプリングが割れたとしても、このように交換可能というわけです。ちなみに、外側に細いカーボンバネが挿入されている旧型のタイプでも同じです。
黄色と比較。手で曲げようとすると、黄色はわずかにタワみますが、赤はまったくタワむ感じがしません。クリートを外すのも結構大変です。
黄色のカーボンバネに入れ替え、元に戻して完了です。
松木
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