GIANT IDIOMのパンク修理をしました

GIANTのIDIOMは、いわゆる小径ロードです。20インチですが、かなり特殊なサイズのタイヤが装着されています。

ETRTO表記で406と451、2種類の20インチタイヤがあります。それぞれのタイヤを比較すると、大きさがまったく違います。406が9割を占めますが、小径ロードには451が採用されることがあり、IDIOMは451です。

IDIOMのタイヤの幅は23c、ロードバイクでなじみがありますが、小径ではIDIOM専用と言ってもいいぐらい珍しいです。私の知る限り451×23cのタイヤは「PANARACER MINITS LITE PT」か「KENDA KONTENDER HP」しかありませんが、どちらも日本には入れていないのか、問屋さんから取り寄せできません。GIANTの取り扱いがないため、そちらからも取り寄せられません。太めのタイヤも考えましたが、フレームやブレーキに干渉しそうなので使えません。困りながらも何とか451×23cの「KENDA KONTENDER HP」を用意し、修理いたしました。

接地面であるトレッドの磨耗がひどく、うっすらとひび割れも見られます。

このように、接地面ではないサイドがひび割れることもあります。特に珍しいことではありませんが、何か様子がおかしい。触ってみると、

見事にむけました。完全に接着が剥がれています。ここまでのものは珍しいです。

この部分はケーシングと呼ばれ、繊維が編まれています。一般的に、編みが細かいほど柔軟性の高いタイヤとなります。使用される繊維はナイロンなどの合成繊維が多いですが、高級タイヤには綿や絹が使用されているものもあります。

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CENTURION MR20を納車整備しました

CENTURIONはドイツのメーカーです。自転車天国ドイツは、自転車のための道や駐輪場などの整備が進んでいる、とてもエコな国。FELTやFOCUS、CORRATEC、CANYON、STORCKもドイツです。

小径車ながら、ドロップハンドルにSHIMANOのSORAコンポの付いた、いわゆる小径ロードです。

小径ロードにはALEXRIMSで組まれたホイールが使われていることが多いです。先日、整備したMASIにもALEXRIMSが使われていました。

作業中に嫌なものを発見。下ワンに紙が挟まっています。ピンセットで引っ張ってみるも抜けません。かなり奥まで挟んでしまっているようで、残念ながら下ワンを抜く他ありません。

フォークを抜いて、ポンチを挿して叩き抜きます。

取れました。圧入工具で元に戻して完了です。

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スタイルバイクの展示会に行きました

スタイルバイクさんの展示会にお邪魔させていただきました。トライアスロンやランニング中心に役立つアイテムを取り扱われています。今回の訪問で一番気になったアイテムをご紹介します。

「2×U  ENDURANCE COMPRESSION」 税込14,040円

赤い部分はメッシュです。

トライアスロンやマラソン、トレイルランなど、長距離レースに特化したウェアです。具体的には、生地、デザイン、構造がエンデュランススポーツに特化しています。このようなものは今までにほとんどなく、一般のスポーツシャツを使用されている方が多いのではないでしょうか。

伸縮性があり、動きを妨げず、バタつきも少なそうです。

補給食を入れるポケットが腰と腕のメッシュ部分にあります。バックパックを背負うほどではないけれども、補給食がないとつらい2~3時間のレースで役立ちます。

別のランニングウェアGHSTシリーズのTシャツ(税込8,640円)。世界最軽量の素材を使用しています。今年の2×Uはランニングウェアに力を入れています。

「あなたの可能性を2倍にする!!」

アイテムだけで極端に速くなるわけではありませんが、アイテム選びに失敗して遅くなることはあると思います。実力を100%発揮するために自分にピッタリのいいものを見つけましょう。当店でそんなお手伝いができたらと思います。

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工具、ポンプご自由にお使いください

 

入り口左側のスペースにポンプと簡単な工具を置いております。

ご自由にお使いください。

MASI MINIVELO CAFFE RACER FLATを納車整備しました

お客様のご希望で、リアブレーキへのアウターケーブルにNOKONを使用しました。

「WORLD CHAMPION」の文字や5色のアルカンシェルペイント。今でこそレースシーンで見ることはほとんどありませんが、往年の名選手がMASIに乗り、輝かしい成績をおさめました。エンブレムに「MILANO」の文字があることから、イタリアメーカーだと分かります。

街乗りが似合う、とてもオシャレな自転車ですね。

現在、車体はTREK中心の品揃えですが、このようなクラシカルな車体も置いていきます。近日中にCENTURIONの街乗り向け自転車も入荷予定です。

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TREK 1.5を納車整備しました

お店の改装を手がけていただいた方にご購入いただきました。初のロードバイクです。

TREK 1.5は、アルファアルミニウム100を使用しています。独自の製法で作られたことを表す名称です。1シリーズは1.5、1.2、1.1の3モデルあり、主な違いは変速数です。1.5はTIAGRAで10速、1.2はSORAで9速、1.1はCLARISで8速。他にもタイヤやクランクが違います。ブレーキがSHIMANO製ではないため、スポーツ志向の方は105以上のものにするのがオススメです。

BBはJIS規格。2、3シリーズはBB86、4から7シリーズはBB90です。

TREKのロードバイクに特徴のKVF形状は、流線型の後ろを切り落としたような形をしています。これにより、空気抵抗、剛性、軽量性を高く仕上げることができます。この1シリーズにも採用されています。

シートポスト下に取り付けた鍵に気になるところがあります。縦から見るとわかります。

取り付けネジが長く、かなり飛び出します。他の鍵でもだいたいそうなのですが、この状態でペダリングすると、左もも内側に刺さります。ネジを切ります。

万力などで挟み、ノコで切ると、ネジ頭が凹んだり、ネジ山がつぶれてしまう危険性があります。ネジを切るには圧着工具が役立ちます。ホームセンターなどで売っています。

M+数字がネジのサイズを表し、ここに切りたいところまでねじ込み、挟み込んでネジを切ります。

ネジをほとんど痛めることなく切断できます。ここに使用されるネジはほとんどM5ですが、M6以上の太いネジの場合、ノコなどで切るしかありません。切断面をグラインダーでならして完成です。

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BIANCHI LEPREのハンガー交換しました

ホイールにリアディレーラーが巻き込まれました。取り寄せて交換します。

このパーツがホイール側に曲がっている状態で、リアディレーラーを一番内側にしてしまうと、ホイールにリアディレーラーが巻き込まれます。原因は落車など、車体右側に強い衝撃が加わることがほとんどです。その場合、乗車前に、ハンガーが曲がってないか必ず確認しなければなりません。無理に乗車してはいけません。

巻き込み時の衝撃でチェーンもねじれてしまっています。チェーン伸びはなく、この部分だけ別のチェーンを移植することも考えましたが、もとから使用されていたものも含めてアンプルピンが4箇所使用されることになります。新品に交換します。

リアディレーラーのゲージも左に曲がっています。上下のプーリーがツライチではありません。ゲージ自体はそれほどかたくなく、これぐらいの曲がりならなんとかなりそうです。慎重に曲げ直し、車体に取り付け後、微調整します。

ゲージにチェーンが当たることもなく、変速もバッチリ決まります。うまくいかなければ交換するつもりでしたが、これなら問題ないでしょう。全体的に点検・清掃し、修理完了です。

街乗りが似合うとてもオシャレな車体ですね。LEPREはイタリア語で「野うさぎ」だそうです。

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大杉走輪 大阪堀江店 7/1オープン!!!

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「大杉走輪 大阪堀江店」 7/1オープンします!

ただいま猛烈に準備中です!

昨日看板が付きました!

どうです?ちょっと良くないですかー!?

デザインしてくれたTさん、看板やさん本当にありがとうございます!

 

店内もできあがってきましたので、少しご紹介します。

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入り口入ってすぐクロスバイクやロードバイク、ヘルメット、ランニング&ビンディングシューズなど展示しています。

まだまだ商品数は多いとは言えませんが、スタッフが厳選した渾身の商品を取り揃えています。

 

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奥にはポップなパーツからハイクオリティーなフレーム、ホイールまで展示しております。

「大杉走輪」は誰でも楽しめるお店を目指しております。

7/1たくさんのご来店をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

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