【走輪号完成】フレームにクリア塗装を施す

前回、フレームに貼り付けるステッカーを作りました。

最後は、クリア塗装で保護します。塗装したくない部分をテープと新聞紙でマスキングしましょう。

このようになります。本来であれば、分解してフレームだけの状態で塗装するべきでしょうね。

使用するクリア塗装はこちら。2液性のウレタン系のクリア塗装のほうが仕上がりはいいそうですが、1度で使い切らなければなりません。通常のアクリル系クリアを使用します。

塗装のポイントは、「薄く吹き付け」→「乾燥」を数回繰り返すことです。一度に厚く吹きかけてしまうと、液ダレや気泡ができてしまいます。慣れていない作業なので慎重に行います。

と書きながらも気泡を出てきてしまいました。きれいに塗装するのはとても難しいですね。塗装が終わったら、しばらく乾燥させてマスキングを剥がします。

”走輪号”の誕生です。黄色のフレームにクランクの赤が映えます。近くでみるとアラが目立ち、出来栄えはそこそこですが、見た目は大満足です。

本来のクリア部分にはツヤがありますが、塗装した箇所はくすんでしまっています。クリア塗装によって、シールの淵の段差やメーカー名を削った部分が目立たなくなるかもと思いましたが、案外そうでもありませんでした。

ついでにダウンチューブにはお店のシールを貼りました。知り合い、当店で自転車をご購入いただいた方に無料で差し上げています。

すべてが手探りの作業で大変でしたが、パーツ交換とはまた違う満足感があり、挑戦してよかったと思います。店の車庫に置いてありますので、ご来店時によかったらご覧ください。

松木

大杉走輪 大阪堀江店 06-6626-9929
大阪市西区南堀江3-9-18

【走輪号作製】フレームに貼り付けるステッカーを作る

前回、フレームに塗装されているメーカー名を削り取りました。

今回は代わりとなる店の名前とクランクマークをフレームにつける方法を考えます。「塗装」や「ステッカー」が候補に挙げられますが、今回はステッカーにしました。A-ONEというところのステッカーを準備して印刷しましょう。

文字だけ部分的にカットして貼り付けるには細かすぎます。文字を囲むように長方形にカットしていきます。

初めの写真よりも光沢があります。これは紫外線をカットするシートを表面に貼り付けているためで、太陽光による色褪せを防ぐことができます。ただし、2層になってステッカーに厚みが出てしまいます。なるべく薄いステッカーを作りたいなら、水転写式という方法もありますが、少しコツが要るようです。

業者に頼めば、完成度の高いものが出来上がります。しかしながら、自分で一から考えて作っていくことで、より愛着の沸く自転車に仕上がります。

最後は、ステッカーをフレームに貼り付けた後、クリア塗装をしていきます。

松木

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走輪号を作ろう!!

私の通勤ロードバイクなのですが、フレームにメーカー名が記されています。これを別のものにしようと思い立ちます。

触った感じでは、クリア塗装の下にメーカー名をシールで貼っているのかな、と思いました。それならば、比較的楽にペリペリと剥がれてくれるかと期待しましたが、いざ作業を始めると、メーカー名も塗装されていることが判明。慎重に、そして地道にメーカー名を削り取っていくしかありませんでした。

トップチューブ、ダウンチューブ、ヘッドチューブに塗装されていたメーカー名を削り取りました。慎重に行いましたが、部分的に黄色の塗装まで削ってしまいました。

続いて、代わりとなるステッカーを準備しましょう。

松木

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ホイールから異音?

FULCRUM RACING3の整備をしました。振れ取り台にかけ、センター出し、振れ取りなどを行います。

ホイールを回すとシャラシャラ音が鳴ります。何でしょうか?

 

リムに穴をあける際、削りカスがリム内に閉じ込められてしまうことがあります。バルブの穴へ誘導し、ピンセットで引っ張り出せば、異音がなくなります。

松木

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ブレーキシューを交換する時期は?

ブレーキシューが減ってきてはいるものの、交換するべきかどうか分からない方、意外と多いのではないでしょうか。実は、シューを見れば判断できる場合があります。

よーく見てみると、シューにラインがあります。これが、ここまで擦り減ったら交換してくださいよ、という印です。

 

このラインを過ぎても使い続けると、シューを収めている金属部分がリムに当たり、嫌な音を発しながらリムを傷つけます。

今回の場合、写真の右部分がラインに近付いていました。1ヶ所でもラインを越えそうなら交換しなければなりません。場所によって減り方が違いますが、寿命を延ばすために、時々ブレーキシューの位置を見直し、均等に擦り減るようにしてみるのもいいでしょう。

松木

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店内の移り変わり

開店から早20日、店内のレイアウトもある程度固まりました。

商品の品揃えも開店当初に比べて豊富になり、初めてのお客様でも見て楽しく、また様々なご要望にもお応えできるようになったと思います。

これからも皆様を喜ばせ、そして楽しい時間を共有できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

松木

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「TREK EMONDA」はいかなるバイクなのか?

7月始め、2015年モデルとしてTREKのEMONDA(エモンダ)が発表されました。現在のMADONEに代わる新機種です。

EMONDA SLR10の完成車重量は4.65㎏(ペダルなし)。実業団レースで走るための6.8㎏をはるかに下回る軽さです。6.8㎏のルールが提要されるレースで走るためには、2㎏もの錘をつけなければなりません。

CANNONDALEのSUPERSIX EVOが発表された数年前、いかに軽いフレームを作るか、という流れがありました。その後、軽さが限界に近づき、開発の方向性が軽量からエアロへと変わっていきます。MADONEは、軽さに加えてエアロ形状を取り入れた、高バランスなフレームとして当時注目を集めました。ごく最近でもFUJI TRANSONIC、LAPIERRE AIRCODE、FELT AR FRDなどが発表され、エアロロードの流れは続いているように思います。超軽量なEMONDAは、この流れに逆らっているように感じます。

TREKが目指したものは〝乗って楽しいフレーム”だそうです。「性能や強度を落とさず、ギリギリまで軽くしたフレーム=乗って楽しい」というのが、EMONDAの開発理念としてあります。しかしながら、依然として6.8㎏の規定ある以上、実業団やプロで走るならば、あえて重いパーツを選ばなければならず、EMONDAの本来の性能を引き下げてしまいます。重さを気にせずパーツを選択できる、というメリットはあると思いますが、おかしな話、このTREKのハイエンドモデルを真に味わえるのは、車重を気にしなくてもいいホビーレーサーなのではないでしょうか。

今月末に試乗できる機会あります。実際に乗って感じたことをまた書きたいと思います。

松木

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気軽に乗れる街乗り自転車もあります♪

大杉走輪はがっつり系ばかりではないですよーーーー(´Д`)

気軽に街乗りできる自転車も取り扱いしております。

倉庫で眠っていていた自転車を復活させてほしい、自転車メンテナンス、パンク修理、これから自転車を始めたい方、トライアスロンを始めたい方、サイクリング、通勤に使いけど何がいいのかわからない、部分カスタマイズ・・・

経験豊かなスタッフがお待ちしております(´∀`)

あみだ池筋に面しており千日前通りから100m北、南堀江オレンジストリートからすぐ(゚д゚)ヮ!!

☆お気軽にお立ち寄りください☆

みわ

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GIANT IDIOMのパンク修理をしました

GIANTのIDIOMは、いわゆる小径ロードです。20インチですが、かなり特殊なサイズのタイヤが装着されています。

ETRTO表記で406と451、2種類の20インチタイヤがあります。それぞれのタイヤを比較すると、大きさがまったく違います。406が9割を占めますが、小径ロードには451が採用されることがあり、IDIOMは451です。

IDIOMのタイヤの幅は23c、ロードバイクでなじみがありますが、小径ではIDIOM専用と言ってもいいぐらい珍しいです。私の知る限り451×23cのタイヤは「PANARACER MINITS LITE PT」か「KENDA KONTENDER HP」しかありませんが、どちらも日本には入れていないのか、問屋さんから取り寄せできません。GIANTの取り扱いがないため、そちらからも取り寄せられません。太めのタイヤも考えましたが、フレームやブレーキに干渉しそうなので使えません。困りながらも何とか451×23cの「KENDA KONTENDER HP」を用意し、修理いたしました。

接地面であるトレッドの磨耗がひどく、うっすらとひび割れも見られます。

このように、接地面ではないサイドがひび割れることもあります。特に珍しいことではありませんが、何か様子がおかしい。触ってみると、

見事にむけました。完全に接着が剥がれています。ここまでのものは珍しいです。

この部分はケーシングと呼ばれ、繊維が編まれています。一般的に、編みが細かいほど柔軟性の高いタイヤとなります。使用される繊維はナイロンなどの合成繊維が多いですが、高級タイヤには綿や絹が使用されているものもあります。

松木

CENTURION MR20を納車整備しました

CENTURIONはドイツのメーカーです。自転車天国ドイツは、自転車のための道や駐輪場などの整備が進んでいる、とてもエコな国。FELTやFOCUS、CORRATEC、CANYON、STORCKもドイツです。

小径車ながら、ドロップハンドルにSHIMANOのSORAコンポの付いた、いわゆる小径ロードです。

小径ロードにはALEXRIMSで組まれたホイールが使われていることが多いです。先日、整備したMASIにもALEXRIMSが使われていました。

作業中に嫌なものを発見。下ワンに紙が挟まっています。ピンセットで引っ張ってみるも抜けません。かなり奥まで挟んでしまっているようで、残念ながら下ワンを抜く他ありません。

フォークを抜いて、ポンチを挿して叩き抜きます。

取れました。圧入工具で元に戻して完了です。

松木 698

スタイルバイクの展示会に行きました

スタイルバイクさんの展示会にお邪魔させていただきました。トライアスロンやランニング中心に役立つアイテムを取り扱われています。今回の訪問で一番気になったアイテムをご紹介します。

「2×U  ENDURANCE COMPRESSION」 税込14,040円

赤い部分はメッシュです。

トライアスロンやマラソン、トレイルランなど、長距離レースに特化したウェアです。具体的には、生地、デザイン、構造がエンデュランススポーツに特化しています。このようなものは今までにほとんどなく、一般のスポーツシャツを使用されている方が多いのではないでしょうか。

伸縮性があり、動きを妨げず、バタつきも少なそうです。

補給食を入れるポケットが腰と腕のメッシュ部分にあります。バックパックを背負うほどではないけれども、補給食がないとつらい2~3時間のレースで役立ちます。

別のランニングウェアGHSTシリーズのTシャツ(税込8,640円)。世界最軽量の素材を使用しています。今年の2×Uはランニングウェアに力を入れています。

「あなたの可能性を2倍にする!!」

アイテムだけで極端に速くなるわけではありませんが、アイテム選びに失敗して遅くなることはあると思います。実力を100%発揮するために自分にピッタリのいいものを見つけましょう。当店でそんなお手伝いができたらと思います。

松木

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