GOKISO『38mmワイドフルカーボンクリンチャー』をお借りしましたので、いろいろなシチュエーションで試乗しました。ゴキソホイールに関してはこちら、ゴキソハブに関してはこちらをご参考下さい。
ハブの滑らかさは言わずもがな。気になるのはその重量。リム重量は推定500g以上、ハブはフロント240g、リア455g、ホイール全体重量が2kgに迫る激重ホイール。やはり登坂性が気になります。
しかしながら、GOKISOを作る近藤機械製作所の社員である森本誠選手は、日本一を決める乗鞍ヒルクライムにおいて、このホイールを使用して優勝!! やはり自分で乗ってみなければ分かりません…。テストするのは、急勾配でうってつけの五月山。先日、軽量ホイールで19分19秒の自己ベストを出したところです。
~インプレ~
スタートしてしばらくは10%超えの急勾配が続きます。普通2kgのホイールなら後ろに引っ張られるような重さを感じますが、不思議とその感覚はありません。重さを覆すハブの性能、ホイール剛性の高さが要因?急勾配でもデメリットは感じず。
後半、勾配は緩やかになり、アップダウンも現れてきます。このようなシチュエーションはGOKISOが得意とするところ。緩やかな勾配は巡航がそこそこ効きますし、ハブの振動吸収構造により、荒れた路面、下りは滑らかにクリアできます。登りへの切り替えでも惰性が効いてスピードが落ちにくく感じました。勾配の変化に富んだコースなら、ローハイトの軽量ホイールよりも速く走れます。
結果は18分53秒。自己ベストを大幅更新。ヘビー級のGOKISOホイールが登りもこなせるという噂は、感覚でもタイムでも間違いありませんでした。
松木
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