7月の29~30日、京都でTREKの展示会がありました。
EMONDA SLR10。完成車重量4.65kgのモンスターマシン。小指だけで持ち上がります。
ハンドル回り。XXXインテグレーテッドバー/ステム。アウターワイヤーにJAGWIREのロードエリートリンクを使用し、通常のものより約35%軽量化。バーテープもペラペラで、軽さに余念がありません。
XXXインテグレーテッドバー/ステムの横からの写真。リーチ85mm、ドロップ125mm、ステム角-7°。幅400㎜、ステム長100mmで驚愕の228g。下ハンを持って力をかけてみましたが、必要十分な剛性がありました。
サイコンやライトのマウントがスマートに付きます。こちらはオプションです。
SPEED STOPブレーキ。完成車のSLR10とSLR6のみに採用され、単体での販売は今のところありません。DURA-ACEのダイレクトマウントが280gに対し、SPEED STOPは232g。ブレーキの効きも実使用レベルに達しています。
握った感覚では、シューがリムに当たってから更に遊びがあり、コントロール性が高そうでした。
超軽量パーツメーカー tuneのハブにリム。この組み合わせだとホイール前後で900g台でしょう。ここまでマニアックなパーツ構成のEMONDA SLR10。展示用ではなく、この仕様で販売するというのだから驚きです。税込159万。
今年のTREKはカラーリングが良いです。EMONDA SL 5のライムグリーン。近日入荷予定。
MADONE 2.1のマットトレックブラック。写真だと見劣りしてしまいますが、実物はもっと良いです。近日入荷予定。
トレックにはプロジェクトワンというカスタムオーダーサービスがあります。おおよそ20万以上のロードバイクやトライアスロンバイクの多くが対象となっており、カラーはもちろん、パーツ構成も選択でき、トータルでのコーディネートが可能です。お客様のご要望に最大限応えることができる、非常におすすめのサービスです。当店でも力を入れていきたいと思っています。
背後にカラーサンプルが飾られていますが、カラーバリエーションがとても豊富です。
このような独特なカラーは、他のメーカーだと絶対にありませんね。
別府選手のレースバイクが展示されていました。 EMONDA SLRです。
プロならではの工夫が施されていました。
プラスチックのボトルケージです。カーボンだと耐久性に問題があるのでしょうか?ボトルが飛ばないように、滑り止めのビニールテープが巻かれています。
DURA-ACE7800クランク+SRM。
ゼッケンマウントをネジ止めできるようにフレームに加工されていました。
タイムトライアルバイクの実機もありました。UCIの規定に抵触しないように細いフォークが使用されています。下の写真がUCIレースで使えないSPEED CONCEPT。前輪クイックリリース部分の張り出し方が違っていますね。
ちなみに、このSPEED CONCEPT 7.0はNEWモデルです。
ステムに通常のものが使えます。105を搭載して価格を30万円台に抑えています。
商品プレゼンでは、社長と別府選手が豪華共演。
続いて、注目のパーツをご紹介していきます。
松木
大杉走輪 大阪堀江店 06-6626-9929
大阪市西区南堀江3-9-18