ここに中古の汚れたチェーンがあります。果たしてこのチェーンはまだ使えるのか、交換時期なのか…。錆びてはいないので、洗えば使えるか？

 

判定には、このチェーンチェッカーという工具を使います。これでチェーンの伸び具合を調べます。伸びたチェーンを使い続けると、ギアも変に削れてしまい、そちらの交換も余儀なくされます。

このようにチェーンにはめて使用します。

 

ちゃんとはまってしまったらアウト、伸びているということです。右の数字が伸び率を表しています。この状態、具体的には、100cmだったチェーンが100.75cm以上になってしまっているということです。

1.0%のほうははまりません。つまり、このチェーンの伸び具合は、0.75%～1.0%。

一般的に、0.75%以上伸びていたら゛変えるべき”、1.0%以上伸びていたら多くの場合゛手遅れ”です。ギアも交換しなければならない可能性が高いです。

 

チェーンにもいろんな種類があります。SHIMANO製が一般的ですが、KMC製も良いです。変速性能はあまり落ちませんし、何より車体に取り付けた時のスペシャルな見た目が最高です。

 

「KMC X11SL GOLD」

左3つはDLC（ダイヤモンドライクカーボン）コーティングチェーン。耐摩耗性・防錆性能が高く、さらに低摩擦でギアとの摩擦音がかなり小さくなります。少々値は張りますが、やって後悔はなさそうです。

松木

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