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2014.10.16
第13回 ウェンズデーラン開催報告

台風が過ぎ、一気に涼しくなりました。一週空いての水曜は、トレイルランニング。トレランの師である樋野さん、大杉さん、私の三人で、ダイヤモンドトレールコース、通称〝ダイトレ”を走りました。

 

ダイトレは、北は屯鶴峰(どんづるぼう)(奈良県香芝(かしば)市)から南は槇尾山(まきおさん)までの全長45kmの長距離自然歩道。起伏に富んでいて、ハイキングコースとしてはもちろん、トレイルランのレースもよく開催されます。かく言う私も、11月にここをレースで走ります。今回はフルコースではなく、紀見(きみ)峠まで。

 

7時前、ふたかみパークからスタート。

猫:「この先、十分気をつけるにゃぞ。」

私:「はい、分かっています。」

猫:「そして、何かエサをおくれ。」

私:「エナジージェルなら持ち合わせていますが…」

猫:「そんなものいらぬわ(喝)!!」

 

初めは舗装路ですが、

すぐに山に入ります。樋野さんがいいペースで引っ張ってくれます。

朝日に向かって走ります。

 

1時間ほどで、第一の峠、大和葛城(かつらぎ)山を登り始めます。先日の台風の影響が心配でしたが、雨降って地固まっている状態、路面はとても走りやすかったです。

 

ひたすら丸太の階段が続きます。

坂、坂、階段、階段。

スタートから2時間ぐらいでしょうか。大和葛城山の山頂に到達しました。

壮大な景色が広がります。自然の中を走っていると、“生きてる”って感じがしますね。

 

下りは脚にもの凄い衝撃が伝わってきます。登りよりも辛い。

こんな所で躓きでもしたら大ごとです。

谷間の自然溢れる景観。

大和葛城山を下った辺りに、水飲み場があります。しっかり水分補給をして、続く、第二の峠、金剛山へアタック!!

 

トレイルの師、樋野さんの走りはとても参考になります。全長71kmの耐久トレイルレース〝ハセツネ”を何度も完走されている超人的ランナーです。私よりも体重のある大杉さんは少しきつそうですが、まあ鬼の根性があるので大丈夫でしょう。

 

金剛山頂に到着しました。4時間近くかけ、ついに最高到達地点へ。少し先のキャンプ場で5分ほど休憩しましたが、先は長いですし、休み過ぎると逆に辛くなります。

ある一線を越えた時、急に脚の疲労感を感じ、修行の様相を呈してきます。私の場合、金剛山山頂を過ぎて30分ほど下ったところで、この感覚に襲われ始めました。

ゴールへ向け、ダイヤモンドトレイルコースを外れて、天見駅へと下ります。駅を示す標識があるらしいのですが、なかなかその標識が見当たりません。もしかして過ぎてしまったか?嫌な予感が頭をよぎります。

 

木の根元に何かありますが…

知らないと100%見逃しますね。

 

ジャングル然とした急勾配を下り、

ついに下界へ。残り2kmです。

ゴールの南海高野線、天見駅に12時30分到着。所要時間5時間30分の長丁場となりました。

 

全員脚パン。お疲れ様でした。樋野さんには終始先頭を走ってもらい、とても助けられました。私は下りにすっかり脚をやられてしまいました。練習不足ですね。

脚に自信のある方、ご参加お待ちしております。

松木

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