台風が過ぎ、一気に涼しくなりました。一週空いての水曜は、トレイルランニング。トレランの師である樋野さん、大杉さん、私の三人で、ダイヤモンドトレールコース、通称〝ダイトレ”を走りました。
ダイトレは、北は屯鶴峰(どんづるぼう)(奈良県香芝(かしば)市)から南は槇尾山(まきおさん)までの全長45kmの長距離自然歩道。起伏に富んでいて、ハイキングコースとしてはもちろん、トレイルランのレースもよく開催されます。かく言う私も、11月にここをレースで走ります。今回はフルコースではなく、紀見(きみ)峠まで。
7時前、ふたかみパークからスタート。
猫:「この先、十分気をつけるにゃぞ。」
私:「はい、分かっています。」
猫:「そして、何かエサをおくれ。」
私:「エナジージェルなら持ち合わせていますが…」
猫:「そんなものいらぬわ(喝)!!」
初めは舗装路ですが、
すぐに山に入ります。樋野さんがいいペースで引っ張ってくれます。
朝日に向かって走ります。
1時間ほどで、第一の峠、大和葛城(かつらぎ)山を登り始めます。先日の台風の影響が心配でしたが、雨降って地固まっている状態、路面はとても走りやすかったです。
ひたすら丸太の階段が続きます。
坂、坂、階段、階段。
スタートから2時間ぐらいでしょうか。大和葛城山の山頂に到達しました。
壮大な景色が広がります。自然の中を走っていると、“生きてる”って感じがしますね。
下りは脚にもの凄い衝撃が伝わってきます。登りよりも辛い。
こんな所で躓きでもしたら大ごとです。
谷間の自然溢れる景観。
大和葛城山を下った辺りに、水飲み場があります。しっかり水分補給をして、続く、第二の峠、金剛山へアタック!!
トレイルの師、樋野さんの走りはとても参考になります。全長71kmの耐久トレイルレース〝ハセツネ”を何度も完走されている超人的ランナーです。私よりも体重のある大杉さんは少しきつそうですが、まあ鬼の根性があるので大丈夫でしょう。
金剛山頂に到着しました。4時間近くかけ、ついに最高到達地点へ。少し先のキャンプ場で5分ほど休憩しましたが、先は長いですし、休み過ぎると逆に辛くなります。
ある一線を越えた時、急に脚の疲労感を感じ、修行の様相を呈してきます。私の場合、金剛山山頂を過ぎて30分ほど下ったところで、この感覚に襲われ始めました。
ゴールへ向け、ダイヤモンドトレイルコースを外れて、天見駅へと下ります。駅を示す標識があるらしいのですが、なかなかその標識が見当たりません。もしかして過ぎてしまったか?嫌な予感が頭をよぎります。
木の根元に何かありますが…
知らないと100%見逃しますね。
ジャングル然とした急勾配を下り、
ついに下界へ。残り2kmです。
ゴールの南海高野線、天見駅に12時30分到着。所要時間5時間30分の長丁場となりました。
全員脚パン。お疲れ様でした。樋野さんには終始先頭を走ってもらい、とても助けられました。私は下りにすっかり脚をやられてしまいました。練習不足ですね。
脚に自信のある方、ご参加お待ちしております。
松木
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定休日:水曜 営業時間:11:30~20:00
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