第6回ダルガ峰ヒルクライムに本田大佐と参戦しました。参加人数150人ほどの小規模イベントですが、上位陣には強豪が揃い、コースに猛烈な激坂が含まれ、かなり熱くなれる大会です。
スタート直後から急勾配。しばらく走ると、少し下り、3.5kmに及ぶ激坂区間の林道に突入。そして残り4.5kmは緩やかな勾配が続きます。実質、林道で勝敗は決まります。
朝5時過ぎに出発。
受付を済ませ、8時よりアップ開始。10分流し→10分L4→5分流し→2分L5→5分流し。9時より開会式が始まり、終了後にスタート地点へ移動して、10時より年代別ごとにウェーブスタート。私のカテゴリーは20人ほど。
~レースレポート~
①スタートから林道まで4.5km
スタート直後、6,7人が猛烈なスタートダッシュ。明らかにオーバーペース!!少し遅れるも冷静に走ります。500mもすると、やはりペースは落ち着きましたが、それでも結構速い。本田さんも私の隣でヒーヒー言っていました。少しして、10mほど先に見える集団から2人が抜け出しました。先頭2人⇒集団3人ほど⇒本田さん、私含めた数人。抜け出した2人のうちの1人、14番の選手は強いという事前情報があり、しばらくすると、やはり14番の選手が抜け出して独走態勢、他は合体して追走集団5人ほど、という構図となりました。
②激坂区間の林道3.5km
ここからの坂は駆け引きなどなく、脚のない選手からちぎれていきます。マイペースを刻みながら登っていると、最大勾配のところで、集団から自然と抜け出しました。周りの選手は見るからに辛そうで、ゴールまで追いつかれることはなさそう。しかし、前を追うにも、先行する14番の選手は30秒前。とにかく一人登り続けるしかありません。
激坂区間残り1.5kmほどで、意外にも14番の選手が近づいてきました。こちらはペースを上げていないので、向こうがペースダウンした模様。ただ、彼も私の存在に気づき、しきりに後ろを確認してきます。激坂が終わり、勾配が緩やかになれば25km/h以上は出ます。それまでに追いつき、後ろに付くことができれば、ずっと楽に走ることができますが、彼もそれは分かっているはず。差を詰めさせないようにペースをコントロールされます。
③林道を抜けてからゴールまで緩やかな坂4.5km
追いつかないまま激坂区間が終わってしまいました。追いつきたいけども、こちらも余裕はなく、あと5秒が一向に縮まらない…。すぐ前に見えているのに追いつかないままゴールに近づいていきます。逆に、ラスト500mでペースを上げられ、結局20秒差。悔しいですが、彼には差を詰めさせないだけの余力があり、私にはその差を埋めるだけの実力がなかった、それだけのことでしょう。
標高1100mのゴール地点。本田さん、お疲れ様でした。また、来年もここに戻って来ましょう♪
何やら東屋で人だかりができています。
ピオーネとジュース!!出し尽くした後に、とてもありがたいです。荷物を受け取り、少し休んでから、下山して表彰式へ。
去年より一段高い位置に立てました。ただ、やっぱり真ん中がよかったですね。後から聞いた話では、1番だった彼は、私に追われているのを楽しんでいたようです。もちろん彼も苦しかったはずなのですが、楽しむ余裕すらなくなってしまった私の完敗だったのだと思いました。
-公式タイム-
松木 39分9秒 年代別2位、総合6位
本田さん 42分4秒 年代別5位 総合16位
表彰状は、横田さんのトロフィーの隣に飾りました。
坂好きの、坂好きによる、坂好きのためのヒルクライムレース。正直、かなりはまっています。
松木
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