ボントレガーのアルミホイール、「パラダイム」シリーズ。
その最上位グレードのパラダイムエリートは、
レーシングZEROやデュラエースC24(WO)と同じグレードのホイールですが、
見た目からかあまり話題に出てこないホイールです。
ですが、その性能は他のメーカーのものを上回ります。
~~パラダイムエリートの特徴~~
その1
ハブがDTSWISS製!
パラダイムエリートのフリーはスターラチェットシステム。
スターラチェットは主にDTSWISSが使っているシステムで、
工具なしでメンテナンスできるのが1つの特徴です。
二つ目の特徴はラチェットにあります。
普通のフリーは三枚の爪で引っ掛けて駆動します、
その場合三枚の爪でチェーンからのパワーを地面に伝えることになりますね。
この当たる面積の差が駆動剛性を引き上げてくれます。
イメージですが参考までに…
スターラチェットは下の図で分かるように、
金属のクラッチのようなラチェットでパワーを伝えます。
このラチェットシステムだと三つ爪の様な点ではなく、
金属の面と面でパワーを伝えるのでたわみが少なく、パワーロスも少ないシステムです。
このラチェットは標準で18ノッチ(一回転につき18回のラチェット音)が付いていますが、
メーカーには更に2種類(36ノッチと54ノッチ)の歯数のものが用意されており、
替えることにより回転性能やかかりが良くなるなどの性能アップが見込めます。
純正18ノッチ
こちらがカスタム品の54ノッチです。
ノッチ数が約三倍になり、フリーの掛かりがとても良くなります。
その2
“TLR(チューブレスレディ)リム”
このチューブレスレディというのはチューブレスと違い、
シーラントを併用して気密性を保つシステムです。
チューブレスの特徴の中でも一番の魅力が、
空気圧を低めに設定できるという事。
普通のクリンチャーは適正空気圧に達していないまま乗ると、段差等でパンクしてしまうリスクがあります。
ですが、チューブのないチューブレスは、リム打ちパンクしません。
空気圧の設定がクリンチャーより低く6-7barで大丈夫です。
(好み、使用者の体重によります)
それにより、振動吸収性とグリップが上がります。
路面の白線や坂の減速帯、ぼこぼこのアスファルトなど
走行中のストレスになる振動を吸収してくれて快適に走れます。
この二つの特色こそ同価格帯の他メーカのホイールに勝る理由です。
かなり玄人好みなホイールですが、試乗されたお客様からの評判はとてもいいです。
お問い合わせ等お気軽にお申し付けください。
山川
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