国内ではスーパーマイナーなハブです。(知ってる方はそんなにいないと思いますが…)
ですが、海外では非常に評価の高いこのハブブランドは、今までのハブとは全く違う超マニアックな構造を採用しています。
前回紹介したDTswissのスターラチェットとはまた違う構造ですが、共に駆動剛性は高めです。
更に掛かりの良いハブや更に良く回るハブをお求めの方必見です!
スターラチェットの記事はしたのリンクからどうぞ。
今回紹介させてもらうハブは、ONYX Racing Products製のロードハブです。
このハブの特徴は大きく分けて3つあります。
~一つ目~
写真をみて分かる通り、カラーバリエーションが豊富なことです。
全23色のラインナップの内、パウダーコート14色アルマイト9色もあり、さらには上の写真の様にカスタマイズも可能です。
ピンクアルマイトは色のノリが悪いため選択できないとの事。
例えば…
ハブボディカラー Candy Red pc
アクスルカラー Gold Anodized
の様にボディとアクスルエンドのカラーを違うものに変えることも可能です。
更には、フロントハブに限りボディにスリットを入れることも可能です。
上の例だとスリットからちらっと見えるゴールドに輝くシャフトが拝めます!
(但し軽量以外の性能アップは見込めませんが…ね…いや大事なのは見た目ですよ!!笑)
とまあこんな感じで、見た目から他のハブと明らかに違う特徴があるんです、しかもアップチャージ無しで…!!
他のハブに無いカラーがあるので目立つこと間違いなし!!
~二つ目~
大口径のベアリング。
リアハブに使われているベアリングは他の物と比べて、比較的大きなものが使われています。
上がONYXのベアリングで、下がDTswissのベアリングです。
この少しの違いでベアリングの剛性が上がり、
たわみが少なく回転抵抗が減るという仕組みになっています。
そして標準でセラミックベアリングがインストールされているので、相当な回転が見込めます。
この辺りも他のハブではあまり見ませんね…!
EASTONのECHOハブにはもっと大きなものがついていますが…しかし!
ECHOハブにはない、フリーのラチェット機構はこちら!
~三つ目~
ONYXハブにはスプラグ式ワンウェイクラッチという特殊な機構が採用されています。
この機構は工具等に使われており一方向のみに力が伝わる方式で、
パーツ点数が少なく駆動剛性が高い作りになっています!
以前紹介したスターラチェットは、面と面で噛み合い駆動剛性を上げています。
ONYXのスプラグ式ワンウェイクラッチは
フリーボディと一体になっているシャフトをがっちりつかむので、
よりダイレクトにかつ効率的にパワーを伝えれます!!